FAS pro 1
大学生の健康状態に関する実態調査
大学生の身体はすでに成年に達しているにもかかわらず、大学健康診断の項目は限られているため、就職するまで十分な健診が行われず病気の発見が遅れる危険が隠れています。またコロナ禍を経て若者の健康状態が低下している可能性も考えられます。この研究は追加健診(血液検査・握力・身体組成・呼吸機能検査)によって大学生の健康状態を探り、大学健康診断のあるべき姿を検討する目的で実施します。結果については、男女比較や身体活動レベルによる比較を行ない随時発表していきます。またFASpro2(女性ジュニアアスリート)の比較対照群としても使っていきます。
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FAS pro 2
ジュニアアスリート健診モデルの開発
18歳までのジュニア選手は、ハードな練習で消耗が激しいため、成人以上にエネルギーを必要としています。しかし、十分な栄養・休養が取れなければ、相対的なエネルギー不足に陥ってしまうため、疲れやすくなります。男女問わずスポーツ貧血や疲労骨折などのスポーツ障害が多くなり、また女子では無月経の危険があります。課題に気づかないまま、漫然と練習したとしても、結果を出せないばかりか、将来にも悪影響が残る危険があります。健康面の課題を早期に発見し予防対策を講じるには、血液検査を含むアスリート向けの健診が必要と考え、このプロジェクトを実施しています。結果に応じて、個別にアドバイス(栄養、心理、受診勧奨など)を行ない、コンディション改善をサポートしています。令和5年度はモデル4校の女子選手87名が参加しました。令和6年度は対象を拡大し、男性も含めて200名程度の参加者を募集しています。あなたも参加しませんか?
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FAS pro 3
「女性アスリートの月経にまつわる経験と健康に関する調査」
10〜20歳代における月経に関する健康問題が、年月を経て30代以降になった女性の健康状態にどのように影響するかを調べるため、ウェブアンケートを実施します。今年度の対象者は審美系競技(新体操、バレエ、その他)または長距離陸上競技に専念している現役女性または引退した女性約500名(対照群含む)を目標としています。
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ホームページ開設日(2023年9月吉日)